九州化工株式会社

■全自動型濾過装置
ＭＫＫ式プール循環濾過装置は全自動式の開発から26年以上の実績を有しています。
主として手動式の五方弁が使用されていた時代に、いち早く汎用の電動弁を採用し、且つ多弁式にする事により、故障時の修理コストを軽減する事が出来ました。
又、濾過機制御盤の改良にも取組み、どなたにでも簡単に取扱える操作性を持たせました。

■特殊機能型・全自動濾過装置

大分県下ではプールに使用する水を、自治体が供給する水以外に、学校独自で深井戸を保有し、利用されているケースが有ります。 しかしながら、鉄分やマンガンが含有し、塩素剤を投入すると酸化して着色し、遊泳基準の水質に達しない井戸を運用しておられる施設もあります。 ＭＫＫ式プール循環濾過装置では、除鉄・除マンガン技術で培った経験を生かし、1台2役の機能を持たせた濾過装置も開発致しております。
操作は簡単でボタンを押すだけ！後は装置が自動で水の補給を開始し、満水になれば循環を始めます。 ※水質により設計致します。特殊仕様についてはご相談下さい。

■ＦＲＰ製濾過装置

現在、世界中の小型船舶は、ＦＲＰ製の船体が大半を占めています。衝撃に強く、加工が容易で長寿命である事が普及の要因です。海外ではいち早く、この技術を濾過機のハウジングに採用していました。 しかしながら、船舶と違い密封性と圧力に耐える技術は容易には普及しませんでした。日本人と外国人の概念の違いから、製品に対する責任や耐久性に問題が有り、近年まで海外製品の使用に躊躇せざるを得なかったのです。 しかし、交通手段が身近になり、貿易が改善された今日、濾過機の世界もグローバル化が進みました。
現在、濾過機のハウジングは、鋼製から樹脂製に移行が急速に進んでいます。 ＭＫＫ式プール循環濾過装置もこの流れに沿って進化しています。 オーストラリアのＷＡＴＥＲＣＯ社は、全世界に流通網を持ち、数多くの生産拠点からＦＲＰ製品を輸出しています。私達は、安全で良い物を出来るだけ安く供給する為、商社を経由せずＷＡＴＥＲＣＯ社からの輸入を行っています。

 

 

■プール濾過フローシート（拡大図）